ひなぎく純真女学園 ふくやまけいこ

今回はマンガです。はっきり言いまして比較的マイナーな漫画家さんです。
ふくやまけいこさんと言っても多くの方はご存じないでしょうが、僕にとっては、目から鱗鱗が落ちるほどのインパクトを与えてくれた漫画家さんです。
僕は社会人になるまで、小さい頃からジャンプ派でした。少しの間ですがチャンピオンも読んでいて「がきデカ」「マカロニほうれん荘」とチャンピオン全盛時代も経験していますが、基本的にジャンプ。そして必然的にヤングジャンプにステップアップとして行き、突如週刊マンガを読むのを止めてしまったのですが、そのきっかけを作ったのが”ふくやまけいこ”さんなのです。
僕とふくやまさんの作品の出会いはマンガ専門誌「ふーじょん ぷろだくと」に掲載されていた。「地下鉄のフォール」でした。
荒削りだけと純粋なタッチとそのハートウォーミングなお話にやられてしまったのです。
で誌面の隅にこうありました。「アニドウから出ている個人集「ふくやまジックブック」(1,000円です。フリスペにも置いてあるからよろしくね)と
そこで僕は焦って、休日に新宿のフリスペまで行ったのですが、案の定売れ切れ、仕方なくトボトボと帰宅したのを覚えています。
そして暫くて「リュウ」連載の「エリス&アメリアシリーズ ゼリービーンズ」からふくやま先生の作品を集めていきましたが、未だに聖典である「ふくやまジックブック」は手に入れられていません。(プレミアが付いて高いので)
それから僕のマンガの見方は変わりました。そしてある日、ヤングジャンプの「のぞみウォッチング」を読んでいて、ヒロインの水着サービスカットを見たとき、「何か読まされているぞ」と感じたのです。
何か「おまえらの欲求は解っている、エロとグロとナンセンス、バイオレンスが見れれば満足なんだろっ」と、
そこから僕は、急激にジャンプに対して醒めていったのです。
対してふくやま先生の作品には商業志向では無い何かを感じたのですが、やはり魅力は人柄が作品に滲みでているというところです。一気にファンになりました。
あの出会いから27年という月日が流れて、流石の僕もマンガ離れが進みましたが、やはり気になってちょこちょこ「まんがの森」で開催された原画展を見たりとふくやま先生の作品だけは、気にかけていました。
そして僕の気が緩んだ頃、ふくやま先生の新作が出ているとの情報が、で早速購入しました。
で、タイトルは「ひなぎく純真女学園」 4コママンガです。
って、何ぃ~百合! 百合ですか…。
まぁ、以前「ジュネ」に描いていた方のことだ、驚くに値しません。
が、しかしやはりふくやま先生、「エロス」がない。これも人柄なんですね。いい意味でも悪い意味でも。
ただ、ところどころ笑えます。
「U電の生DVD-Rを50枚スピンドル」とか、
ふくやま先生・・・。
で気になったところは、少女マンガで頻繁に登場する得体の知れないバラとか綿ぽこ「不思議な泡状のもの」(「マンガはなぜ面白いか ~その表現と文法~」夏目房之介 NHK出版)は、そうか「心象イメージ」なのかと勉強になりました。しかし、バラとかはなんとなく解るのですが、その心象イメージが具体的な形をもっていないとするならば、これはユングの言う元型に近いものではないかと考えるのは、考えすぎでしょうか?考えすぎですね。
最後に、いつも本はAmazonでポイントを稼ぐために買うのですが、これを買ったらAmazonからトップページで何を薦められるかたまったもんじゃありません。まさにKONOZAMAです。
ですので今回はマンガ専門店で購入させていただきました。
でふくやま先生はご結婚されたのでしょうか?そのような情報は全然検索エンジンに引っ掛からないのですか・・・。
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