映画「パコと魔法の絵本」のBlu-ray」を購入しました。

3月6日に映画「パコと魔法の絵本」のDVDとBlu-ray Discが発売となりました。
始めは、DVDの特別版とBlu-ray版の両方を購入しようかと考えましたが、よく考えてみると「メイキングとかは1回しか見ないだろうな」ということでBlu-ray版だけにしました。（引越しなどで出費がかさんでいるので）
しかしです、しかしです。
僕はBlu-rayを再生できるプレイヤーを持っていません。
そのうちPS3でも購入しようっと思っていますが…。
で、僕の「パコと魔法の絵本」の感想などはこちらをご覧ください。
で、レンタルでDVDを借りて改めて見たのですが、
水草が入っている水槽が出てくるのですが、これって簡単にいうと“魂”とか“心”というのでしょうか、ユング心理学でいうと自己（Self）になると思います。水の中は無意識、そこに水草の黄色い花が咲いている。
その花を咲かせたのは“パコ”です。

パコは大貫（役所広司）の“アニマ”であり、ひょっとしたら室町（妻夫木聡）、滝田（劇団ひとり）、龍門寺（山内圭哉）の“アニマ”でもあるかもしれませんし、タマ子（土屋アンナ）の“影”であるかもと僕は思っています。（中島監督の“影”をテーマにした作品は「下妻物語」がありますね）木之元（國村隼）はどっちなんだろ？まぁこれらの過去のある登場人物のカタルシスを起したのがパコなのですから。
この花の数はまだ正確にカウントしていませんが、僕としてはこれらの登場人物に関係あると思っています。
見る回数を重ねる程、この「パコと魔法の絵本」という映画から教わることが沢山見つかります。
本当にいい映画です。